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甲状腺がんの治療法の種類は、外科治療と、放射線治療、化学療法、内分泌療法と呼ばれるホルモン療法からなります。
 
甲状腺がんの外科治療では、主に、甲状腺のどちらか一方を切除する葉切除術、重要な甲状腺のみを残してその他は切除する亜全摘術、甲状腺の全摘出の方法があります。いずれも甲状腺がんの状態に合わせて外科治療が異なってきます。
 
放射線治療では、体の外側から放射線を照射する方法と、放射線元素を直接がんに入れて行う体内照射の2つのパターンがあります。悪性度が高いがんの場合は体外照射、悪性度が低い場合は体内照射などに分けられることが多いようです。
 
抗がん剤を使用した甲状腺がんの化学療法では、静脈から抗がん剤を注射するという方法をとります。がんがかなり転移している場合に、外科手術を補う形で行われることになると思われます。使用されるおとの多い抗がん剤として、シスプラチン、エトポシド、ドキソルイジンンなどです。それらを組み合わせて投与します。
 
内分泌療法は、ホルモン療法ともいわれ、甲状腺ホルモンの内分泌を抑制させ甲状腺がんの再発を予防するために、外からホルモンを送る治療法です。しかし、日本ではあまり行われていないようです。
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